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虹のような たまむし色はいろいろと珍重されてる! [虹色]

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タマムシ科は日本国内にも多くの種類があるが、中でも標準和名タマムシ(ヤマトタマムシ)として知られる種は、美しい外見を持つことから古来より珍重されてきた。細長い米型の甲虫で、全体に緑色の金属光沢があり、背中に虹のような赤と緑の縦じまが入る。天敵である鳥は、「色が変わる物」を怖がる性質があるため、この虫が持つ金属光沢は鳥を寄せ付けない。

卵は榎、槇、棗、りんご等の樹皮の割れ目や傷跡に生み付けられる。 幼虫は幹の奧深く楕円形の穴を幹に沿って開けて食害するため、表面からは見つけにくい。風雨で幹が折れたり倒木に繋がる害虫であり、果樹園経営者や庭師などには忌み嫌われる。

この種の鞘翅は構造色によって金属光沢を発しているため、死後も色あせず、装身具に加工されたり、法隆寺宝物「玉虫厨子」の装飾として使われている。加工の際には保存性を高める為にレジンに包む事もある。

「どのようにも解釈ができ、はっきりとしないもの」の例えを玉虫色というのは、見る角度で色が変わるこの虫に因む。

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日本には「タマムシを箪笥に入れておくと着物が増える」という俗信がある。

日本で200種、世界で15,000種余りが知られる。
ケシツブタマムシ.フナガタタマムシ.モンキタマムシ.ツブタマムシ.ルリタマムシ(ヤマトタマムシ).ツマベニタマムシ.ムネスジタマムシ.ウバタマムシ.マダラタマムシ.クロホシタマムシ.キンヘリタマムシ.コモンタマムシ.フタオタマムシ.クロタマムシ.アオタマムシ.ヒメヒラタタマムシ.ツヤヒメマルタマムシ.ヒメマルタマムシ.ムツボシタマムシ.ナカボソタマムシ.チビナカボソタマムシ.クリタマムシ.ムナビロタマムシ.ナガタマムシ.ホソツツタマムシ.ケシタマムシ.エグリタマムシ.チビタマムシ(クズノチビタマムシ).ヒラタチビタマムシ
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朝虹 夕虹 [朝虹.夕虹]

朝虹は雨、夕虹は晴れ 

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 朝虹は雨、夕虹は晴れ 夏になると、よく夕立が起こります。
まだ夕日が沈まないうちにひと雨降ると、その後に綺麗な虹が現れることがあります。
 俗に「朝虹は雨、夕虹は晴れ」と言われ、こんなふうに夕方に虹が見えたときは翌日は晴れますが、反対に朝から虹が現れると、それは雨の前兆という経験則があります。
 虹が頻繁に見られる光学現象「虹色」です。

 虹の仕組みを説明するのに、虹が現れやすい夏の夕方のケースで考えてみましょう。
 虹が現れるには、比較的大きい水滴と、太陽光線が必要です。夏の夕方のようなにわか雨は、主に西から東へ移動します。
また、雨が降っているところでは大粒でどしゃ降りの雨が降ったりしますが、雨雲が通ったあとはきれいに晴れて、しかも空気中のチリやホコリがすっかり洗い流されているので、空気も非常に澄んでいます。
このため、西に傾きかけた太陽から強い日差しが差し込んできます。

今、太陽に背を向けて、通り過ぎた雨雲のほうを向いて立っているとしましょう。
 背中は西向き、視線は東向きです。
 太陽の光が、背中越しに目の先の雨雲に差し込みます。
 雨雲の下では、まだ大粒の雨が降っています。
 雨粒に当たった太陽光線は反射もしますが、一部は雨粒の中に入り込みます。
このとき、水を張ったコップに立てたお箸が曲がって見えるように、光は屈折します。

ところが、このときにすべての光が同じように屈折するのではなく、光の波長によって屈折率が異なります。
 光の波長というと難しそうですが、可視光線で言えば、赤はあまり屈折しないけれど、青は屈折しやすい、といったように、色によって屈折の角度が違うと思えば大丈夫です。
 色によって異なる角度で雨粒の中を進んだ光は、雨粒の向こう側で反射して、雨粒から出てくるときには再び屈折します。

この2回の屈折のせいで、太陽光線は赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の、いわゆる虹の7色に分かれて、雨雲のほうから我々の目に飛び込んできます。
 上のほう、あるいは左右に角度のある雨粒からは屈折率の小さい赤い光が、その下のほうや角度の小さい視線の中心よりにある雨粒からは屈折率の高い紫の光が飛び込んでくるので、我々の目には弧を描いた虹が見えることになります。
だから、虹は必ず太陽を背にした方角に見えるのです。

光の屈折 この理屈はじっくり考えてもらうとして、肝心なのは夕方の場合。
 雨雲が東に去って、西からはきれいな夕日が差しているということです。
 直前に雨が降ったかもしれませんが、西の空はよく晴れているということですから、翌日も晴れることが予想できます。
ただし、翌日も夕立はあるかもしれません。

 反対に、朝から虹が現れているということは、夕虹とは逆で、雨雲が西にあるということです。
ですから、その雨雲がまもなくやってくることが考えられます。
また、夏は夕方になると地面が暖まることで上昇気流が発生し、それが夕立をもたらすこともありますが、朝から雨雲が出ているということは、すでに空気が相当湿っているか、低気圧が近づいている証拠です。その後の天気は下り坂とみて間違いないでしょう。
 虹は1本だけでなく、その外側に副虹という、色が反転した虹が現れることがあります。
これは、雨粒の中での反射回数が1回ではなくて2回のものが見えている場合ですが、天気の予知には特に影響ありません。
ちなみに、俗に虹の7色と言われますが、実際はグラデーションになっています。
ですので、色の数は無数にあります。

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朝虹は、雨雲がやってくる前兆現象

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夕虹は、雨雲がすでに遠ざかって、西の空が晴れている証拠

7色になったのはキリスト教の聖数に合わせたという説もありますが、確かなことはわかりません。
 民族や地域によっては、5色、3色、2色なんてところもあります。
また、虹とよく似た現象が現れることもあります。
 上空に小さい氷の粒が整然と並んでいるときに現れる環天頂アークや環水平アーク(水平虹)、雲が虹色に見える彩雲、太陽や月の周囲に遠景に現れる嵩(かさ)など、いずれもきれいな光学現象です。

これらは上空に薄い雲が現れていることが多く、天気がよくなるというよりは、総じて悪くなる前触れと考えたほうがよいようです。
とは言え、直後に何が起こるわけではありませんから、虹でも他の光学現象でも、しばし眺める余裕は十分にあります。


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虹色のシャボン玉!! [シャボン玉]

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しゃぼん玉をふくらますのって楽しいですよね。光が当たってキラキラと虹色を見ることができます。もともとシャボン液は、透明なのですがふくらまして光を当てると虹色となるのです。
材料は、おうちにあるもので簡単にそろえることができ 水と洗ざいをコップの中で泡立てないように混ぜましょう。売っているシャボン液でも良いですよ。 小さいと虹色にはならないので、できるだけ大きめにふくらましてください。小さすぎても大きすぎても、きれいな虹を見ることが難しいのです。 さて、シャボン玉の色はどのように変わるでしょうか? シャボン玉をふくらましてすぐの時には、色々な場所で虹色が混ざっています。ななめ上からも、横からも虹色がはっきりと見えていませんね。 シャボン玉の上のほうに黒い丸ができてきましたよ。上から虹色がきれいに見えるようになりました。 上の透明な部分がどんどん広がって黒い丸も大きくなり、虹色となって帯が下がってきました。横から見ると、虹の帯をはっきりと見ることができますね。 どうしてシャボン玉は割れるのか? 虹の帯が消えてどんどん透明に変わってしまいシャボン液の膜が、重力で下にどんどん下がっていってしまい、透明な部分ではとてもうすくなっています。下がりきれなくなったシャボン玉は、割れてしまいます。 シャボン玉の色の秘密 太陽の光は白いけど、いろいろな色の光が混ざっている事は知ってますね。 だから、太陽の光が雨つぶに反射や屈折して、いろいろな色に分かれて虹になるんです。 シャボン玉の膜は色が付いていないのに、シャボン玉が虹色に見えるのも、太陽の光を反射や屈折しているからです。 本物の虹のでき方とは、少し違います。 シャボン玉は膜の外側でも内側でも、光をはね返し、シャボン玉の膜の厚さは1ミリメートルの1千分の1ぐらいで、とても薄いんだけど、膜の外側でも、内側でも、光を跳ね返しているんです。 膜の外側と内側で跳ね返った2つの光がちょうど重なると、強め合うんだけれど、重ならないときは、お互いが打ち消しあって弱くなってしまいます。これを光の干渉っていいます。 光には波の性質があって、山と谷をつくりながら進み。この山と山の幅を波長とよぶんだけど、色によって波長の長さがちがいます。波長は、山と山が重なると強め合い、逆に山と谷が重なると打ち消し合ってしまいます。 青い波長の山が重なって強めあうと、青い光が見え。赤く見えるところは赤い波長の光が強め会って赤く見えます。 打ち消し合ったところは、その波長の色が見えなくなります。

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